小学生のプログラミング学習を考えよう
さて、2018年も終了目前です。今年は、1度くらい「プログラミング」という言葉を、目にするもしくは耳にする機会があったかもしれませんね。
小学生たちに取り組んでもらいたいプログラミング学習ってどんなものか、みなさんはどう思いますか。
コードを入力して、WEBサイトを作ったり、アプリ開発でしょうか?ちょっとそれは小学生にとってハードルが高いように思います。
小学生のうちに、スクラッチのようなビジュアル型プログラミングソフトを活用し、プログラミング学習に取り組むメリットはたくさんあります。
・物事を順序立てて考え、自らの力で取り組みを進める
(プログラムは順序よく指示を与えないと、うまく動作しません。順序よく指示を組み立てる際は、文章力が必要にもなります)
・計画性を持つ
(まず、どんな開発にしようかな、そのためには何が必要かなと、計画を立てます)
・課題を自ら見つけ出す
(うまく動かないとき、どこにミスがあるのか、見つけ出すのも自分自身です、誰も教えてくれません)
・課題解決のプロセスでの試行錯誤
(ミスを見つけた時、思い通りの動作にならない時、プログラムを組み立て直すことを繰り返す中で、深く考えていきます)
(アイディアは自分自身の中にしかありません、それを形にすることで、表現することを自然と覚えていきます)
(他者のアイディアは自分にないものだったりするので参考になりますし、他者の開発を認めることは、自分の作品づくりにも意欲を与えてくれます)
あげればきりがありませんが、スクラッチのようなビジュアル型プログラミングソフトで学習することによって、これらの力を養うことができると同時に、「学ぶこと」そのものが楽しい、ということを知ることもできます。
小学生の力は無限です。とてもピュアで、スポンジのように何でも吸収していきます。将来を生きる子供たちのために、将来必要になる力を、このプログラミング学習を通じて、得ていって欲しいと、心から願っています。
0コメント