プログラミング教育を必修化する前にやるべきことがあるのでは?
おはようございます、Tech Kids Home Teacher 幕張ベイタウン教室 飛田です。今日は政府が5月に発表する成長戦略の記事とともに、プログラミング教育の必修化に向けた動きについてお話しします。
政府が2013年に成長戦略の素案として掲げられた「プログラミング義務教育化」が本格的に進みそうです。今回の会議で、次期学習指導要領が始まる2020年度からコンピュータのプログラミング教育を小中学校で必修とすることが明らかになりました。
プログラミング教育としては、小学生には興味を持ってもらうための体験学習を、中学生にはホームページの作成などを想定しています。
私はプログラミング学習の必修化を推進する中で考えなければいけない事があると思っています。
もし必修になった場合に、誰が子供たちに教えるのでしょうか。専門的な知識を持つ講師を派遣などとありますが、子供たちにどう教えるかはとても重要な点になります。堅苦しい座学ではとても面白い学習になるとは思えませんし、かと言って先生以外に教えられる人材を全国で確保する事は、とても難しいのではないかと感じています。
さらに、国全体でプログラミング教育の必要性を感じている人がどれほどいるのかという点もあります。まだまだ否定的な声もありますし、存在自体を知らない人も多いと実感しています。
もし必修化するならば、子供たちとともに保護者側の大人にも、プログラミングの存在や必要性を身近な所から知ってもらう働きをする必要があると思います。
子供たちにプログラミングを教える立場ですが、大人の理解がないと受け入れてもらえないと言うのが現状です。
幕張ベイタウン教室では、テキスト入力型ではなく、ブロックを積んでプログラムを作るスクラッチ開発を通じて、プログラミング学習に触れるきっかけ作りに取り組んでいます。
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